五家荘、椎葉、高千穂

1300〜1700m級の九州山地の奥深い位置に点在する五家荘は泉村の中の旧村であった椎原,仁田尾,樅木,葉木,久連子の5つの集落の総称であり,五家荘という地名では地図に載っていない.五家荘地方は平家落人伝説の残る九州中央山地の奥深い山間に点在する集落で九州の秘境と言われている場所である.五家荘にある「平家の里」の資料館には平家落人伝説の資料が展示してある.その五家荘の中でも一段と山間に入った所にあるのが樅木地区であり,ここには険しい谷間にかかる樅木吊橋がある.昔は地元の集落の唯一の道であり,藤のツルや丸太や竹で出来ていたが,現在は観光名所となっており吊橋はロープで丈夫にできている.樅木吊橋の近くの高台に「平家の里」がある.入口には茅葺屋根の民家がならび,その先には朱色が鮮やかな神殿造りの平家伝説館や能舞台などがあります.資料館では平家の落人にまつわる伝説や当時の暮らしぶりなどを紹介しています.
熊本では結構ポピュラーなチェーン店のこの店.スープは若干濃い口ですが,いやみのない味に仕上がっています.麺は太麺でスープとのバランスは悪くないと思います.ニンニクチップ(フライドガーリック)が掛け放題なのがうれしいです.臭いなんか気にせずにおもいっきりぶっ掛けましょう!!(笑)今回は五家荘から移動する途中の清和村店で食べました.ってか,他に食事するようなところが殆どなかった・・・・

鶴富姫と那須大八郎の恋物語の舞台ともなった場所.正式には那須家住宅という. 建物は藤原期の寝殿造りで,椎葉の代表的な作り.この家の建立は明確な資料が ないが建築技術等から約300年前と思われる.昭和31年国の重要文化財に指定された.椎葉の民家は「並列型民家」と称し,皆同じような型式で,家屋全面に縁を横一列に設け,それに各部屋を配置した横に長い形式である.当地は,平地が少なく傾斜をうまく利用するために考えられた知恵であろう.那須家住宅(別名鶴富屋敷とも呼ぶ)は,民家としては大きく太い材料を使用した椎葉独自の造りで寝殿造りの形態を残したものと言われる.又首を組み合わせている.屋根は寄棟づくりで,棟飾りとして九本の千木が組 まれている.重要文化財指定当時は茅葺きであったが,昭和38年より火災防止のため銅板葺きに変更している.

高千穂町は九州山脈のほぼ中央部,宮崎県の最北端に位置し,町の中心部を五ヶ瀬川が西北から南東にかけて貫流し,途中,名勝天然記念物高千穂峡が神秘的かつ雄大に自然に創出している.気候は,平地の標高が約300メートル以上で夏・冬の気温差が大きく,四季の変化に富み自然環境が春の新緑,秋の紅葉となって観光資源の一環を成している.高千穂の起源は古く,古代遺跡の発掘や多くの出土品等の遺物により,紀元前4000年頃から集落が作られたと推定される.一方,天の岩戸開きや天孫降臨などの神話の高千穂町として知られている.


紅葉を見に行ったんですが,少し遅かったようです.もう落葉していて,見ることができませんでした.また,今年は例年と比べると温暖でそこまで綺麗ではなかったらしいです.さらに、11月に入ってから雨が続いたために,紅葉する前に散ってしまったりしたらしい・・・来年に期待しましょう!!紅葉は見れなかったですが,平家落人伝説の残る九州中央山地の奥深い山間に点在する集落を見れたことは良かったですね,特に,椎葉と五家荘は行ったことなかったので^^イメージでは椎葉の方が五家荘よりも山奥だと思っていましたが,五家荘の方が凄かった.よくも道も整備されてない昔に此処まで逃げてきたもんだ.そうしなきゃ殺されたんだろうな。怖い・・・

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