中富記念くすり博物館

佐賀県鳥栖市田代から基山町にわたる一帯は,慶長四(1599)年に対馬藩田代領となり江戸時代中期に「田代売薬」が起こったところです.それ以後の「田代売薬」の発展は、この地区に社会面及び経済面で大きな蓄積を残し,今日では製薬は佐賀県の産業の一翼を担うまでに成長しました.しかし,近代化の流れの中で,くすりの製造・販売に関わってきた伝統的な道具,文書類などはそのほとんどが散逸し,歴史のかなたに消え去ろうとしています.これを惜しみ,先達の活躍に思いをいたすとともに「くすり」の文化遺産を通してくすりに関する産業文化を後世の人々に伝え,これからのくすりと健康について考える生涯学習の場として役立つことを願い久光製薬鰍フ創業145周年の記念事業として当博物館を設立しました.(博物館HPより抜粋)
上の写真は,19世紀末(約100年前)にイギリス・ロンドン郊外のハムステッドに建てられた薬局(調剤薬局)をそのまま移設展示されたものです.これは見る価値ありますね.


また,右の写真は昔の薬局か何かの看板です.時代を感じますね.
大学の通学路に中富記念くすり博物館はあるんです.鳥栖筑紫野有料道路の柚比インターで降りてすぐです.毎日,そこを通るたびに見に行きたいなと思いつつ・・・なかなか行けなかったんですよね.今回,やっと行くことが出来ました.博物館の規模としてはそれほどではないですが,なかなか面白かったですよ.

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