■ここ数年(2001〜@Present)の有明海釣行(近隣河川も含む)における釣果より,有明海で主に釣れる魚種とその月別釣果に関してグラフ化しました.

意図: むやみやたらに釣りへ出かけても釣れない. やはり何事もデータから客観的に判断すべきであるという信念のもと,過去10年程度のデータを整理し作成しています. 特異点は見られますが,およその基準としては十分だと自負しています. 実際は,最適なシーズンに釣行すること以外にも,水温,天候,潮汐,仕掛け,餌の判断も非常に重要です. しかし,釣りへ出かける指標としては十分です.

福岡県有明海漁業協同連合会HP (http://www4.ocn.ne.jp/~ariake/) ← 水温データ掲載ページ等
第七管区海上保安本部HP (http://www.kaiho.mlit.go.jp/07kanku/) ← 水温データ,潮汐データ等

セイゴ: 春,秋〜初冬にかけて(3〜4月,10〜12月)
グチ: 晩夏〜初冬にかけて(9〜11月)
ハダラ: 梅雨時期〜秋まで(6〜11月)
ハゼ: 秋〜春(年中,釣れる)
ボラ: 春〜夏(春が最も釣れる)
ウナギ: 春〜秋(4月〜11月)

考察: 1〜3月にかけて殆ど釣果がないです. 極寒期で水深の浅い沿岸部には魚が寄り付かないのも原因の一因ですが,この時期が海苔養殖の最盛期で海中に酸を撒きまくってる時期であることも事実です. 深くは追求しませんが,何れにせよ,この時期の有明海はダメです.